皆さん、こんにちは!Tomomiです。
最近、ブログでヒプノセラピーのモニターセッション報告してなかったのですが、おかげさまで、順調にモニターセッション進めていて、本日17人目のモニターセッションです。目標としていた20症例までもうすぐ!5月上旬までには完了できればと思っています。
という訳で、今日は報告出来ていなかった12人目のモニターセッションの報告です。
12人目のクライアントさんは、子どもが2人いるママさん。早朝に出勤する旦那さまから「出勤前に話したいから、朝起きてほしい」と言われているけど、なかなか起きられないというお悩みでした。「出勤前に夫婦の会話をしたい。」というのが旦那さまの唯一の望みなのに、それができない自分に罪悪感を感じられていました。
そして、いざ前世へと戻っていくと、自分のお店(パン屋)で佇む悲しげな30代の女性の人生へと入って行きました。状況を把握するために、一旦幼少期に戻り、家族構成から確認していくと、幼少期はとても幸せそうなイメージが出てきました。
そして、次に入った場面が20代、ご自身の結婚式の場面。ホントに幸せそうな顔をして語られるので、こちらもなんだか幸せな気分。「横に立っている旦那さんと同じ魂を持った人が今世にいるかもしれない。誰かいますか?」と確認すると「あ!〇〇(今世の旦那さまの名前)君だ!彼しか考えられない!」と。なるほど、前世でも夫婦だったんですね〜。
そして、次の場面へ入ると最初に入ったパン屋で佇む30代の場面に戻りました。一人ぼっちで寂しい感じ。旦那さんがいなくなってしまって、帰りを待ち続けている様子。でも、何処に行ってしまったのか、何故いなくなったのかは分からなかったので、それが分かる場面へと戻ると、人に騙されて家もお店も取られそうになったので、それを阻止するために遠くの国へ強制労働のため連れていかれるという場面でした。
その場面を見て、「あー、自分から出て行った訳じゃなかったんだー!」とクライアントさんは号泣。私も思わずもらい泣き・・・。でも、セラピストはあくまでも一歩さがった第3者の視点を持って、全体を俯瞰しなくてはいけないので、気持ちを切り替え、次の場面へ。
すると、10年後の40代。同じようにお店のガラス戸から旦那さんの帰りを待っている彼女。そして、次の瞬間。「あ!帰って来たー!窶れて疲れた顔してるけど、帰って来てくれた!待っててよかったー!」とまた号泣。
そして、それから10年後くらいに旦那さんは亡くなり、その半年後に彼女も旦那さんのお墓にもたれかかるようにして亡くなるという本当に感動的な夫婦愛の前世でした。
この人生で彼女がやり遂げた事は、旦那さんが帰ってくると信じて待ち続けたこと。信じ抜いたこと。逆にやれなかった事、やり残した事は、旦那さんがいなくなった時に、彼女は待っているだけで、探しに行ったり動かなかったこと。そして、旦那さんが亡くなる前に「一人で背負わなくてもよかったんだよ。私も一緒に苦労を分かち合うよ。」と本人に直接言えなかったこと。このやり残した事は、今世でやるとおっしゃっていました。
催眠から覚めた後、彼女は「失われた10年のやり直しのために、また夫婦になったんだ・・。でも、朝起きられない理由が分からなかったけど・・・。」とおっしゃっていたので、「今世でやるやり残したことの中で、旦那さんのために探しに行かなかったこと後悔してたでしょ?一人で背負わなくてもいい。私も一緒に苦労を分かち合うって言ってたでしょ? それを今世に置き換えると、朝一緒に起きて、時間をわかちあうって事なのでは?!」とお伝えすると、「そっか。そういうことか。」と妙に納得された様子。
そんな彼女を見ていたら、何故だか「もう彼女は大丈夫」という自信が湧いてきました。「明日、きっと目覚まししなくても、自然に朝、旦那さんの出勤前に起きれるよ。」と伝えると、彼女も「なんかそんな気がしてきた!」と言って帰られました。
そして、翌朝5:40。彼女からメッセージが入り「今朝はするっと起きられました!」と方向がありました。
せっかく与えられたやり直し人生、後悔のないように夫婦仲良く過ごしてくださいね!!
今日は長くなってしまったので、12人目のクライアントさんの感想はまた明日投稿します。