精油から離れて和の香りを楽しむ。塗香作り。

皆さん、こんにちは! Tomomiです。

昨日は夜更かししてしまったので、今日はやっぱり眠い・・・。夜早く寝て、朝早くから活動する生活スタイルに憧れ続け、早10数年。どなたか、朝型生活にシフトする極意を教えてください!!(笑)

さて、今日は塗香のお話。皆さん、塗香(ずこう)ってご存知ですか?

昨日、私は友人に誘われ、横浜市にある妙香寺(国歌「君が代」の発祥地と言われているお寺です。http://myokohji.jp/kimigayo.html )の香宮堂(大黒堂)で実施されている塗香作りのワークショップに行ってきました。

恥ずかしながら、私、塗香がどんな物か知らなかったのです。漢字から推測するに、塗る香料なんだろうなとか、和の香りなんだろうなくらいは想像していましたけど、作り方はもちろん、どんな形をした物なのか全く知らずに参加。(←いい度胸!)

粉末状になった10種類の香料をちょっとずつ加え、すり鉢で混ぜながらオリジナルの香りを作っていきます。香料は全て、漢方で使用されている天然生薬なので、舐めれる塗香です。(実際舐めると苦い、まあ、生薬だからね。)

今回使用した香料は、白檀3種類(アロマの世界ではサンダルウッド)、竜脳(龍角散の香り)、丁子(アロマの世界では、クローブ)、桂皮(シナモン)、山奈(胃腸薬に使われる)、甘松(カレー粉の香り)、大茴香(中華街の香り)、藿香(アロマの世界ではパチュリ)でした。

6杯配合で白檀と竜脳と丁子は必ず入れるという条件の元、他は自分の好きな物を好きなだけ入れて作る。1つ1つの香料の意味や作用、どのタイミングで入れると良いか最初に説明があったのですが、何しろ意味とか考えだすと迷ってなかなか前に進まないので、私は香りが好きか嫌いかの感覚勝負で配合していくタイプ。それは、アロマの時も一緒。「あ、この香り、単独だと好きじゃないけど、こっちの香りにブレンドしたら好きな香りになりそう!」とか、「この香り好きだから、いっぱい入れちゃおう!」とか。

そんな感じで香料を加えていくので、最後に入れると言われていた甘松を中盤で入れてしまったり。先生は、最初そんな私にビックリされてましたけど、私の豪快さ?適当さ?が面白かったみたいで、私の事チラチラ見て笑ってました。笑

とっても不思議だったのは、最初「桂皮」と「藿香」の香りが好きと思って、1杯ずついれたのですが、しばらくして「藿香」追加しようかなっと思って再び嗅いでみると、第1印象とは全然違う香りに感じて、「あれ?なんかこの香り好きじゃない!」と思い、もう入れたくなくなってしまったのです。逆に、最初単独だと苦手と思ってた「竜脳」や「「甘松」の独特の強い香りをもっと入れたくなって、ちょっとずつだったけど、結構入れたなあ。最終的には1番最後まですり鉢グルグル回してました。

出来上がった香りは、本当に大好きな香りとなり、大満足です。ちなみに、竜脳は上昇気流に乗ってる人が好む香りだとか。竜脳のパワーにあやかりたい!と今日も朝からクンクン塗香を香る私でした。

最後に笑顔がとってもチャーミングでステキな香宮(こうのみや)かん先生、誘ってくれたゆみちゃん、そして、一緒に塗香作りを楽しんだえみさん、笑い溢れる半日をどうもありがとうございました!!!

塗香作り興味ある方はかん先生のブログチェックしてみてください!https://ameblo.jp/yukaponponguchi-sol/

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