気づきが腑におちるまで時間がかかる事もある。〜前世療法モニターセッション報告〜

皆さん、こんばんは!Tomomiです。

今日は、ヒプノセラピーモニターセッション20症例の折り返し地点、11人目のセッションでした。2月下旬にギュッとセッションが続いて、おかげさまで10症例終了しました!

まだ、2月のセッション報告をしていないので、今日から1件ずつ報告していきますね。そして、今日は8人目のクライアントさんのセッション報告です。

8人目のクライアントさんは、以前私のモニターセッションを受けてくださった方の職場の先輩でした。事前にメールで「セッションを受ける目的を考えてきてください。」とお願いしたところ、数日後に考えているテーマが3つあるとお返事をくださいました。その3つからどれにするか決めかねているような感じがあったので、クライアントさんが最初に上げていた「恐怖症緩和療法(年齢退行療法の一種)」を提案しようと思っていました。

しかし、セッション当日クライアントさんが「実は昨日いとこと前世療法の話して盛り上がったんです。いとこは北鎌倉のセラピストさんのところに通っていると言っていました。」との事。今日、彼女がヒプノセラピーのセッションを受けるからそういう話になったわけではなく、いとこに会ったら、いとこが前世療法について話始めたのだとか。すごい偶然!!でも、これって偶然ではなく、必然。ヒプノセラピーやってるとこういうシンクロが結構起こります。

そんな訳で、彼女は「やっぱり今日は前世療法がやりたいので、ある人との前世での関係を知りたいです。」という事だったので、前世療法しました。特定の人との前世での関係を知りたい!と思っても、ホントにその前世に入れるか否かは実際に前世に入ってみないとわかりません。全然ちがう人生を見せられ、その人との関係ではなく、別のメッセージを得る事もあるのです。潜在意識が今見る必要がある前世の優先順位を持っているため、そういう事が起こるのです。

その事を説明し、クライアントさんの了解を得た上で、いざ前世へ。すると、彼女が関係を知りたかった人が出てきた!なんと前世ではお父さんでした。お父さんがその人だと知り、「あ〜、恋人が良かった〜。」とポロっと本音が。顕在意識がしっかり起きていて、何が起こっているかはっきり自覚している証拠ですね。

前世での関係が父親であった事にとってもがっかりされてましたが、前世を一通り体験し、催眠から覚める前には、その方に対して「恋い焦がれて辛い気持ち」が「感謝の気持ち」に変化していました。

彼女の中で意識が変わったのを確認して、催眠の世界から現実の世界へ戻ってきました。

戻ってきた彼女に気持ちの変化を伝え、「これで気持ちが落ち着いたのでは?」と聞くと、「私、しつこいので諦めません!」とおっしゃっていました。苦笑

その後、彼女から連絡がないので、どうなったか分かりませんが、顕在意識で「諦めない!」と思っていても、潜在意識で意識が変わった事を知っているので、以前とは違った感覚を持っているのではないかなと思っています。少しずつ前世療法で見たこと、感じた事が自分の中に落ちていきます。人それぞれ腑に落ちる速度はまちまち。セッションを受けた直後は腑に落ちなくても、1ヶ月後、1年後、そのタイミングがきた時に必ず落ち着きます。

少しても、彼女の気持ちが楽になっていたら良いなと思います。

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