時間が経って徐々に落ちてくる気づきは、セッション直後に落ちてくる気づきとは異なった味わいがある。

皆さん、こんばんは!Tomomiです。

今日は、先日紹介した8人目のクライアントさんからの感想が届きましたので、共有したいと思います。彼女の感想を受け取った時、セッション中にはあまり語られなかった3つの恋の話が書かれていて、セッション終わってから思い出したのかな?と思い確認したら、「セッション中感じてはいたけれど、上手く言語化できなかったエピソード」なのだそう。なるほど、勉強になります!

ヒプノセラピーではセラピストはクライアントの潜在意識の旅をサポートする道先案内人のようなもので、セッションで得られた情報や感覚はクライアント自身が感じて、考えて、気付いて、受け入れていくものなのです。彼女はとっても良い例だなと思いました。飽くなき探究心、素晴らしいと思いました!(感想を読んで、感極まりました・・・。)

ちなみに、「諦めない!」とおっしゃっていた方への気持ちも「しばらくはかなり凹んでたものの時間とともに少しずつ受け入れられるようになった。」と仰っていました。

新たなステージに上がり、1歩ずつ進まれている彼女にエールを送ります。

(以下、感想)

初めてのヒプノセラピーは私にとってとても新鮮でした。始める前は、ちゃんと催眠状態に入れるのか心配で少し緊張しましたが、ひとたびイメージが目の前に広がり出すと、その朧げなイメージに夢中になりました。

現在の自分にとって大切な人(現在のカウンセラー)の思いを催眠へのダイブのきっかけにしたのですが、その方は前世では私の父だと理解しました。その時に溢れ出た大量の涙は、何なんだろう?と後からアレコレ考えました。あれは、再会の嬉し泣きですね。

そのカウンセラーの方とのセッションを始めたばかりの頃、一年くらいに渡って、カウンセリングの後、理由も分からずどうしようもなく泣けていたのですが、今なら嬉し泣きなんだと理解できます。

私が催眠状態で帰った世界は、今から100200年くらい前のヨーロッパ(恐らくドイツかスイス)で、自分はヒルダという女性でした。後から、正式な名前はヒルデガードなんだとボンヤリと思い、家に帰ってからは何日かネットで歴史上の人物を検索してみたりしました。アメリカの看護学の著名な方で、ヒルデガード・ペプロウという方を見つけ、わたし見た前世のヒルデガードではありませんが、看護学に心理学的要素を取り入れた方と知り、今の自分の仕事に緩く繋がっているようで不思議と共鳴を感じました。

ヨーロッパの小さな食堂の娘。父は大男で不器用で無口で怖い存在。母は痩せっぽちで疲れていて小さな妹にかかりっきり。そんな中、家のお手伝いをし、なかなか甘えられず大人になったヒルダ。

彼女は愛する人と3回別れを体験していました。20代に恋人を恐らく鉄道の事故で亡くしています。
3040代では、関係を公には出来ない方と恋に落ち、最後を看取ることができないまま病気で亡くしています。
晩年は、不実な恋人に手紙1つで別れを告げられていました(笑)。

わたしが日頃感じる、人生への物悲しさ、寂しさは、そんな儚い愛の体験から来ているのかもしれません。

彼女は、たった1人で亡くなるのですが、そこに悲しさはなく。どこか静かな安らかさが感じられました。

催眠状態ありながら、「なんでヨーロッパ?!」などと、冷静に俯瞰から自分を観察し、ツッコミを入れる自分も感じました。

しかし、1番驚いたのは、夫が前世では母だったということ! 普通っぽくない夫婦関係にずっと悩んでいたのですが、「あぁ、母ならしょうがない」と素直に思えました。そうして、ある意味、自分の現世での満たされてこなかった部分を、自分が求めていた形でなかったにせよ、満たしてくれている存在だと合点がいきました。彼に対する愛情が深まりました。

終わった直後は???な感じでしたが、何だか後からジワジワとくるセラピーですね、前世療法って

良い体験をさせていただき、ありがとうございます!多くの方がヒプノセラピーを通じて、素敵な体験ができるといいですね!

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