パリジェンヌに憧れて。私はどれだけ憧れの女性像に近づけたかな?!

皆さん、こんにちは!Tomomiです。

突然ですが、皆さんは好きな「言語」ってありますか?話せなかったとしても、何を言っているのかわからなかったとしても聞いてるだけで、楽しい気分になるとか、落ち着くとか、そんな風に感じた言語ありませんか?

私にとって、フランス語はちょっと特別。毎週水曜日はフランス語のクラスに通っています。今日もこれからクラスに行くので気分を盛り上げるため、フランス語との出逢いについて書きたいと思います。

私が初めてフランス語を耳にしたのは、短大生の時。小さい学部だったし、英文科専攻だったので、必須科目の第2外国語の選択肢はスペイン語とフランス語の2択。当時両言語とも興味がなかったので、どちらを選ぶか迷いましたが、たまたま、クラスの担当の先生の名前を見ると、フランス語の先生の内1人がフランス人だったので、「英語は日本人の先生から教えてもらって挫折したから、フランス人の先生から教えてもらったら好きになるかも?!」というほんとに軽い気持ちでフランス語を選択しました。

先生は当時日本の大学院で日本文学の修士課程に在籍している方で、ヨーロッパの雰囲気が漂うステキなパリジェンヌ。授業は基本的に日本語でしたが、発音や文法をしっかり分かりやすく教えてくれて、フランスの文化のお話を交えながらだったので、フランスの事もフランス語の事も何も知らなかった私にとっては、とっても刺激的なクラスでした。(今思えば、先生の「フランス愛」が溢れたクラスだったなあ。)

特に、フランス語の音がとても心地よく耳に響いて、時には歌っているように聞こえて、「なんてステキな言葉なんだろう。」と毎回夢心地でクラスに参加していました。

フランス語で一目惚れのことを「coup de foudre(一筋の稲妻)」と言いますが、まさに稲妻に撃たれたような衝撃でした。

そんなある夏の日、先生が真っ赤なワンピースに真っ赤なピンヒールを履いて、つばの大きい白い帽子をかぶって、「Bonjour!(こんにちは)」と颯爽と教室に入って来た!その姿を見て「なんてステキな女性なんだろう!私もフランス語が話せるようになったら、先生みたいなステキな女性になれるかも?!」と18歳の私はフランス語をもっと勉強しようと心に決めたのでした。(私って単純・・・。)

こうしてフランス語に目覚めた3年後、カナダに留学することになった私は、英語圏の大学だったにもかかわらず、カナダの公用語は英語とフランス語だからと一石二鳥を狙って、フランス語を専攻したのでした。

卒業後、日本に帰国してからフランス語を話す機会がめっきりなくなってしまって、今となってはフランス語を流暢に話したり、書いたりしていた自分は過去の栄光となってしまいましたが、やっぱりフランス語に近い環境にいたいと思い、4年ほど前から週1でフランス語のクラスに通っています。

予習も復習も宿題もやらず、ただクラスに参加してるだけなので、全然上達しないけど、クラスの後は「あー、やっぱりフランス語好きだなー。」とじわじわ喜びが湧いてくるんですよね。何事もモチベーションが大切ですね。

ところで、私は「18歳の私」が憧れたステキな女性像にどれだけ近づけたのかな?「18歳の私」が今の私を見たらなんて言ってくれるかな?ふと自問自答してみる。

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